【2022年度大学入試】共通テスト 英語(リーディング)の基本情報

大学入試

2021年1月16日・17日に実施された共通テストの英語(リーディング)に関する情報をまとめました。来年度以降の受験生の参考になればと思います。

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試験時間・配点

科目試験時間大問数配点
英語(リーディング)80分6100

出題形式

2020年度センター試験との比較

  • 発音や文法・語法などの問題はなくなり、すべて読解問題に
  • 配点が200点から100点に
  • 設問の文もすべて英語に
  • 大問数は変化なし
  • 設問数は8減少
  • マーク数は7減少

2021年度共通テスト出題形式

センター試験や試行調査では出題されていた物語文が姿を消しました。

大問内容設問数マーク数配点
1A:ショートメールの読み取り224
B:ウェブサイトの読み取り336
2A:評価表のデータとコメントの読み取り5510
B:オンラインフォーラムの読み取り5510
3A:ウェブサイトの読み取り226
B:学校新聞の読み取り369
4E-mailの読み取り5616
5ニュース記事の読み取り5915
6A:説明的文章の読み取り4412
B:説明的文章の読み取り4512
合計3847100

2021年度共通テスト概観

難易度

センター試験から出題傾向が一新され、総語数も大幅増となりました。特別難しい問題があったというわけではありませんが、分量が増えたことを考えればセンター試験に比べてやや難化したと言えます。初めての共通テストということもあり、時間配分に苦労した受験生も多かったかもしれません。

分量

発音や文法問題がなくなりすべて読解問題となったこと、設問の文も英語になったことから、試験全体での総語数は約5,500語に。2020年度センター試験に比べると1,000語以上増加しました。

傾向

試行調査からまた少し傾向は変わりましたが、「様々なテクストから概要や要点を把握する力や必要とする情報を読み取る力等を問うことをねらいとする」という大学入試センターが公表している作成方針に沿った形式の問題が出題されました。どちらかといえば情報処理速度を試される試験となったように感じられます。

発音や文法を問う問題がなくなったことは評価すべきポイントですが、分量は大幅に増加しました。受験生は日頃から多読などに親しみ、読書量を増やしておく必要があるでしょう。

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