『中学英単語α 最初の555語』の内容と利用法

過去問英語参考書

『中学英単語α 最初の555語』は英語を勉強し始めた初学者が,英語力の基礎をつくるために必要な単語を覚えるための英単語帳です。名詞だけでなく,重要な基本動詞前置詞についてもイラストがかかれており,コアイメージを捉えることができるようになっています。

監修しているのは,理数系科目を中心とした少人数グループ授業を行う塾として関東圏では有名なSEGの創立者,古川昭夫さんです。古川さんは英語多読学習の提唱者としても知られており,SEGでは理数系科目の他,多読を軸とした英語の講座も開講されています。

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内容

英語の基礎をつくるために選び出された555語は,テーマごとにまとめられています。イラストによるイメージだけでなく,その単語が出てくるテーマ関連付けて覚えるようにすることで,より記憶の定着率をあげることが可能となるでしょう。

英語学習をある程度進めた人が見れば,基本的な単語ばかりという印象を持つかもしれませんが,実は英語学習においては,この基本的な単語のコアイメージ(核となるイメージ)をしっかりと作っておくことが,勉強を進めるうえで極めて大切です。例えば,「have」や「get」などの基本的な動詞は文脈に応じて複数の意味を持っており,初学者を混乱させることがありますが,コアミーニング(核となる意味)をしっかりと覚えておけば,どうしてそういう意味になるのかすぐに納得できます。

特に苦手とする人が多い前置詞について,イラストで核となるイメージ・意味を理解するように習慣付けると効果は絶大だといえます。というのも,前置詞のイメージがしっかりできていると,不定詞などの文法事項や,イディオム・句動詞などの理解・定着作業がスムーズにできるようになるからです。

このように,基本動詞前置詞コアイメージ・コアミーニングで把握することで,それらの単語だけでなく,その他の用法単語・熟語についても,同じようにコアミーニング⇒個別の意味や用法の理解,という流れで学習できるようになります。その結果として学習効率大幅にアップさせることができるのです。

見出し語や例文の音声無料でダウンロードできるようになっているため,音読練習にも最適だといえます。また,フォニックス発音記号についても簡単に紹介されていますので,学校などで習わない場合もこの本で発音の基礎を習得することが可能です。発音記号に関してもっとしっかりと勉強したい人は『英語耳』などを利用するといいでしょう。

取り組む時期

初学者は初期から使用可能です。早い段階から単語をイメージや例文と結びつけて覚えるようにしておくこと,その後の英語学習をより効率的に進められるようになるでしょう。

また,英語が苦手という方が再学習をする際にも効果的です。英語が苦手な人の多くはは,動詞や前置詞をイメージで捉えたり,音読したりする習慣がついていません。それがないままで英語学習を続けていくのは困難なため,こうした単語帳を活用してイメージ作りから始めるといいでしょう。

その他のレベル・目的別英単語帳については以下の記事をご覧ください。

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