【Monoxer】中学受験の理科・社会の学習をMonoxerで効率化

中学受験の理科・社会の学習をMonoxerで効率化

中学受験の理科・社会、特に暗記分野を(好むと好まざるとにかかわらず)後回しにしているご家庭は多いようです。しかし、理社は早期に点数を安定させることが可能な科目であり、その状態を維持するためのコストもあまりかからないと分かれば、少し考え方が変わるのではないでしょうか。

中学受験終盤で理社の暗記作業に投入するリソースを減らすことができれば、合否を分けると言われる算数により多くのリソースを投入できるようになり、全体の受験戦略を組み立てるうえでも優位に立てます。それだけでなく、中学受験における親子の負担を軽減することにもつながるでしょう。

玄々舎では、中学受験の理社の暗記学習をサポートするアプリとしてMonoxerを利用しています。多くの学校や予備校、塾で導入され、アプリ自体の注目度が高まっていることもあり、最近は塾外からの問い合わせや利用申し込みが増えてきました。「名前は知っていたけれど、個人で利用できるところがなかなか見つからなかった」という方もいるようです。

当塾では、サピックスや四谷大塚、早稲田アカデミー、日能研などの大手中学受験塾のカリキュラムに応じてタスクの内容をカスタマイズすることで、中学受験のための学習をより効率的に行えるようにしました(他の中学受験塾でも対応可能)。これらの塾に通う生徒さんたちは、当塾でMonoxerを使用することで、育成テストや週テスト、カリキュラムテスト、マンスリーテスト、模試などでの成績向上につなげています。各塾のカリキュラムに対応したタスクに取り組むことで、予習・復習を通して効率的に記憶を定着させることができるようです。

Monoxerを利用するメリット

まず、中学受験の理社でMonoxerを利用するメリットをいくつか挙げておきましょう。

  1. ランダムに出題されるので、機械的に覚えてしまうことがなくなる。
  2. AIが復習間隔も調整してくれるため、なんとなく覚えた(=まだ覚えていない)状態を防止できる。
  3. ゲーム感覚で隙間時間に取り組める。
  4. 取り組み状況、定着度を可視化できる。
  5. 周りの子と比較されることなく、問題に取り組める。
  6. 親子喧嘩を減らすことができる。

ランダムに出題される

理社などの暗記学習が苦手な中学受験生によくあるのが、問題集を何周もしているうちに、出題順に答えを丸暗記してしまうことです。Monoxerでは毎回タスク内の問題がランダムに出題されるため、答えを丸暗記してしまうことを防止できます。

AIが復習間隔も調整してくれる

暗記が苦手だという人の話を聞くと、ほとんどの場合、知識を定着させるのに必要な回数が足りていません。1~2回やってなんとなく覚えた段階で「できた!」と自分で判断して学習を終えてしまいます。それではまったくもって不十分です。

暗記で目指すべきは、条件反射で答えられるレベルまで徹底的に繰り返して身体化することです。なんとなく覚えたという段階では、まだ暗記できたといえる状況ではありません。その点、Monoxerでは復習間隔もAIが調整して出題してくれるため、自己判断で学習を終えてしまうようなこともなくなります。

ゲーム感覚で隙間時間に取り組める

ゲーム感覚で取り組むことができるのは、暗記学習に苦手意識がある子どもにとってはメリットだといえるでしょう。また、スマホかタブレット端末が1台あれば利用でき、何冊も問題集などを持ち歩く必要がないため、塾の送り迎えの車内、電車の中でも気軽に取り組めます。

特に現代の子どもたちは、生まれてすぐのころからスマホやタブレット端末に触れているため、アプリで学習することに対して抵抗を覚えることもないようです。

取り組み状況、定着度を可視化できる

小5~6くらいになると、多くの子どもは反抗期に突入し始め、進捗状況を確認しようにも話してくれず、ついあれこれ口出しをして親子喧嘩になる、といったことがよく起こります。Monoxerでは子どもの学習回数や定着度を可視化できるため、容易に状況を把握することが可能です。どんな課題を間違えているのか親御さんが確認できれば、早め早めの対処ができます。

周りの子と比較されることなく、問題に取り組める

学校や塾などでは、どうしても周囲の子と比較して評価されがちです。中には比較されることで発奮して頑張れる、という人もいるでしょう。しかし、他の子と比較してほしくない、と感じている子は決して少なくありません。大人にとっても、常に他の誰かと比較されながら仕事や子育てをしなければならないとしたら、あまりよい気分はしないのではないでしょうか。

親御さんは何とか我が子に頑張ってもらおうとして他の子と比較するのかもしれませんが、大抵の場合逆効果です。特に苦手意識を持っている子の多くは、周囲と比較されることでモチベーションを失っていきます。だからといって、ほったらかしにしておけばよい、というわけでもないところが難しいところです。

その点、Monoxerであれば周りの子のことを気にする必要はありません。周りと比較されることもなく、自分のペースでタスクをこなしていくことができます。

親子喧嘩を減らすことができる

上述のように、中学受験が本格化する小5~6の頃は、多くの子どもが反抗期に突入する時期でもあります。小4くらいまでは素直に親御さんと一緒に暗記学習や復習を行っていたお子さんが、段々言うことを聞かなくなり、ついには親と一緒に学習することを拒絶するという話を聞くことも少なくありません。

とはいえ、多くの小学生にとって、自分で学習計画を立てたり、計画通りに学習を進めたりすることが困難であることも事実です。Monoxerを利用することで、親御さんは適度な距離を保って見守り、お子さんが自主的・自律的に学習を進めることができます。受験勉強に関する親子喧嘩を減らすことで、中学受験における親子の負担・ストレス軽減にもつながるでしょう。

利用方法

ここからは、Monoxerの利用方法について見ていきましょう。

  1. 予習段階で取り組み、予備知識をインプットする
  2. 授業後、復習として取り組み、知識を定着させる
  3. テストや模試の前の総復習用として利用する

予習段階で取り組み、予備知識をインプットする

大手の中学受験塾でも「予習は必要ありません。復習のみで大丈夫です」というスタンスのところがありますが、これは基本的に「授業内容をその場で十分に理解でき、かつ処理能力が高い学力上位層」を対象とした話だと受け止めておいた方がいいです。授業内容の理解が不十分になりがちな学力中位層・下位層の子の場合、復習が思うように進まず、しばしば宿題をこなすだけで精一杯の自転車操業状態に陥るため、大きな学習効果は期待できません。

予習と復習は役割が違うだけで、本来どちらも大切なものです。予習をして予備知識をインプットしておくことで、余裕をもって授業に臨み、理解度を高めることができます。

授業後、復習として取り組み、知識を定着させる

復習段階では、授業で理解できなかった部分の理解度を高め知識を定着させる作業が必要となります。記憶定着のサポートはMonoxerが最も得意とするところです。記憶定着までの流れをアプリに任せ、それ以外の部分にリソースを集中させることで理解度を深めることができます。

Monoxerを利用すれば、退屈になりがちな暗記学習のために毎日細かい学習計画を立てたり、本を開いたりする必要はありません。隙間時間にアプリを立ち上げてタスクに取り組むだけです。取り組むまでの心理的ハードルも下がり、その時その時で知識をある程度定着させることができれば、長期的に見てもメリットが大きいといえるでしょう。

テストや模試の前に取り組み、総復習する

Monoxerであれば、テストや模試の前にかつて取り組んだタスクに再度取り組むことも簡単です。

プリントや問題集を使っている場合、まずそれらを探す作業から始まります。苦労して探し出したプリントや問題集の山を前にして、次は苦手な分野や忘れているところを、お子さんの曖昧な記憶を頼りにセルフチェックしなければなりません。それらの作業をしているうちに気づけばテスト前夜、ということを繰り返しているご家庭も多いことでしょう。

Monoxerを利用すれば、タスク名などから分野や範囲を瞬時に判断できるだけでなく、覚えているかどうかをセルフチェックする必要もありません。とりあえず数回(10分程度)そのタスクをこなせば、客観的にチェックできるからです。問題ないようであればそのタスクは終わりにして、次の分野に移ることができます。

地名や人名などの漢字対策

中学受験の社会では、地名や人名などを漢字で書くことが要求されます。せっかく用語を覚えていても、漢字の間違いで減点されてしまっては元も子もありません。これに対しては、Monoxerで漢字学習用のタスクを利用することで対処できます。

用語を覚えるためのタスク漢字学習用のタスクを分けて、「用語を覚える→書けない用語だけ漢字学習用タスクを利用して学習する」ところがポイントです。用語と漢字を何度も紙に書いて覚えようとする人もいますが、中にはわざわざ書く練習をする必要がないものもあります。用語が瞬時に頭に浮かぶようになってから、書けそうにないものだけ書く練習をすれば、無駄な時間を節約できるのではないでしょうか。

また、歴史で出てくる難読漢字を読み仮名が分からないまま記号として覚えているお子さんも多く見受けられます。これについても、必要であれば用語の読み仮名だけを入力形式で学習するタスクに取り組むことで対処可能です。

生徒それぞれの理解度や学年、時期などに応じて調整

実際にMonoxerを活用する場合には、生徒それぞれの状況に合わせて柔軟に学習計画を組み立てる必要があります。もちろん、学習開始後に進捗状況に応じた調整を行うことも大切です。

例えば、6年生でも基礎固めを行う必要がある状態であれば、夏前までに基礎を固めるためのタスクに取り組む必要があるでしょう。逆に、基礎はある程度できていて総復習を行いたいのであれば、少し細かい知識も問うタスクに取り組むと効果的です。

どの時期にどのタスクに取り組むかは、指導者が見極めて調整する必要があります。生徒さんや親との面談開始後の継続的なやり取りを通して生徒さんが取り組みやすい環境を構築していくことが大切です。

ICTツールは明確な目標に従い適切な方法で利用することで、初めて本来の効果を発揮します。当塾ではMonoxerを導入してからこれまでの間、多くの中学受験生の学習を効率化するだけでなく、親御さんの物理的・精神的負担を軽減してきました。経験を通して蓄積された豊富なデータと知見を活用することで、今後も試行錯誤を繰り返しながら、それぞれの生徒に最適な学びを提供していきたいと考えています。

Monoxerの利用を希望する方へ

玄々舎では記憶定着をサポートする学習アプリ「Monoxer」を利用し、中学受験の理科・社会・国語の学習を効率化する学習コーチングサービスを提供しています。学習コーチングは利用せず、Monoxerのみ単独で利用することも可能です。