『入試頻出 正攻の英熟語1000』の内容と利用法

過去問英語参考書

入試頻出 正攻の英熟語1000』は大学入試に頻出の英熟語を覚えることができる英熟語帳です。「クイズ・説明・和訳・穴埋め」という4ステップで構成されており,丸暗記をしなくても済むよう,様々な工夫が凝らされています。

英語が苦手,あるいはこれから英熟語の勉強を始めるという人の基礎固めにおすすめです。『英熟語ターゲット1000』や『解体英熟語』などの羅列型の本が苦手という人はこちらに取り組みましょう。熟語を覚えるだけでなく,前置詞基本動詞の使い方に慣れることもできます。

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内容

大きく分けて,「Part1. 前置詞で攻める」「Part2. 基本動詞で攻める」「Part3. 口語表現で攻める」という3章構成になっており,435個の熟語(関連表現も含めて1000語)を覚えることができます。

熟語は以下のような4ステップ(見開き2枚・4ページ)で覚えていくようになっています。

ステップ1:熟語の意味同意語・同意熟語・反意語・反意熟語を答えるクイズ

ステップ2:熟語の意味や解説+クイズの答え合わせ

ステップ3:例文和訳問題

ステップ4:和訳問題の答え+穴埋め問題

インプットとアウトプットがバランス良く配置されているので,暗記が苦手という人にはおすすめです。熟語を覚えると同時に前置詞基本動詞イメージを頭に入れることができます。

1回目はステップ1→2→3→4と順番に進め,復習のときはステップ3→4→2→1と進めると効率的に勉強できるでしょう。

その他,4ステップで紹介しきれなかった重要熟語・難易度の高い熟語・ことわざ・構文・関連事項・書き換え・入試問題などもまとめられており,盛りだくさんの内容です。

多少レイアウトがごちゃごちゃしていると感じる人もいるかもしれませが,その辺りは好みの問題だと思います。一般的な羅列型の熟語帳の方が覚えやすいという方はそちらを利用した方がいいかもしれません。

取り組む時期

難関大志望者は高2の頃に半年~1年かけて取り組むと良いでしょう。これが終わったら,『解体英熟語』などより上位の熟語帳に進むとスムーズに勉強ができると思います。難関大志望者でなければ,熟語帳はこれ一冊で十分です。

その他のレベル・目的別英単語・熟語帳については以下の記事をご覧ください。

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