『1対1対応の演習』の内容と利用法

数学参考書

1対1対応の演習』は難関大志望者にとっては定番の問題集です。『やさしい理系数学ハイレベル 数学の完全攻略』『数学 上級問題精講』などの難関大志望者用の問題集に入る前の準備段階として使用するとちょうどいいと思います。

こなすためにはそれ相応の準備が必要なので,網羅形参考書教科書発展~入試基本レベルの問題をしっかり固めてから取り組むようにしましょう。

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内容

入試標準レベルの典型問題を確実に解く力を身につけることを目的とした問題集です。対象とするレベル・目的と問題選択の基準が明確なので,難関大学志望者が網羅形参考書を終えた後に取り組む問題集としてはちょうどいいレベルだといえるでしょう。早めに一歩進んだ入試問題に触れておきたい高1生などが利用してもいいかもしれません。

中身は教科書と同じように分野別に分かれており,それぞれの分野は,

教科書と入試問題のギャップを埋めるための必須事項が紹介されている要点の整理
基本~標準レベルの例題
例題と同じテーマで少し難しい演習題

という順で構成されています。例題と演習題が1対1対応しているため,『1対1対応の演習』という書名になっているわけです。

基本~標準レベルといっても,決して簡単なわけではありません。『Focus Gold』などの網羅形参考書が仕上がっていることは大前提となります。網羅形参考書の内容がきちんと咀嚼できていない状況で取り組んでも,時間だけかかって得るものは少ないでしょう。数学に苦手意識があるうちは避けた方が無難です。これまで解法の丸暗記で乗り切ってきた人にもおすすめできません。

数Ⅰ」「数A」「数Ⅱ」「数B」「数Ⅲ(微積分編)」「数Ⅲ(曲線・複素数編)」と分かれているので,自分の得意な(あるいは苦手な)分野から始めてもいいですし,『FG』の数Ⅰ・Aを終えたら同じ分野を,という進め方でもいいと思います。

取り組む時期

難関大学レベルの問題を解く前の準備段階として使用するべき本です。まず『Focus Gold』や『赤(青)チャート』などの網羅形参考書を終えてから取り組みましょう。数学が得意な人であれば,高1の段階からできるでしょう。学校の進度にもよりますが,できれば高2の間に,遅くとも高3の6月頃までには一通り終わらせておきたいところです。

大学入試で出てくる基礎レベル~標準レベルの典型問題の解法を習得しておくことで,『やさしい理系数学』やハイレベル 数学の完全攻略『数学 上級問題精講』などの問題集にスムーズに移行することができます。

その他の問題集については以下の記事をご覧ください。

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