英検1級合格のための参考書・問題集

過去問英語

この記事では英検1級合格のための参考書・問題集をご紹介します。

英検2級から準1級になると難易度が一気に上がりますが,英検準1級と1級の間にもまた高い壁があります。特に語彙問題は難易度が高く,準1級に受かったからと言って気を抜いていると,なす術もなく玉砕する可能性が高いです。

準1級同様,必要最小限という意味でいえば,「単語帳」「語彙問題対策の問題集」「過去問集」の3種類はあった方が良いでしょう。その他,リスニングや英作文対策の参考書はあって困ることはないけれど,くらいに考えておけばいいと思います。

設問別の対策については別の記事で書く予定です。

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単語帳

英検2級までは『DUO 3.0』があれば特に英検用単語帳は必要ありませんが,英検準1級以上の受験者には専用の単語帳の使用をおすすめします。準1級から1級になるとまた一段難易度が一気に上がり,普段から英語の雑誌やニュースに触れている人でも見たこともない単語が出てくる可能性は十分あるといえるでしょう。

また準1級に比べて,受動語彙の割合はさらに増えてきます。日常生活では書いたり話したりする必要がない受動語彙を意識的に増やしていかなければならないので,地道な努力が必要です。

英検1級でる順パス単』か『出る順で最短合格! 英検1級単熟語 EX』を使えばいいでしょう。正直,どちらを使っても到達点に大きな違いはありませんので,好みで選べばいいと思います。どちらも出題頻度順に単語を並べている点では同じです。

準1級版同様,『パス単』は単語が品詞(動詞,名詞,形容詞・副詞)別になっており,熟語はアルファベット順で掲載されています。それに対して『単熟語EX』の方は,単語は品詞別ではなくランダム配置で,熟語もアルファベット順にはなっていません

英検1級合格のために「覚えておくべき英単語 300選」「覚えておくべき英熟語 150選」は以下からどうぞ。

語彙問題

準1級に続いて,やはり語彙問題は多くの受験生が一番苦しむところでしょう。この部分をどう攻略するかが1次試験の合否を左右すると言えそうです。単語帳と並行して問題集に取り組み,対策をしっかり進めていく必要があります。

まず『英検1級語彙・イディオム問題500』か『出る順で最短合格! 英検®1級 語彙問題完全制覇』を用意して徹底的に復習しながら勉強しましょう。1級の問題集に関しては,旺文社の方は2006年以来改訂版が出ていない(つまり古い)ので,ジャパンタイムズの方を使用した方がいいかもしれません。最初はかなりつらいと思いますが,ある程度の段階に来ると,問題文の内容やジャンルからある種のパターンや傾向が見えてくるはずです。

大切なのは全ての選択肢の単語の意味を分かろうとするのではなく,4つのうち3つの単語の意味が分かればいい,と考えることです。語学学習において,完璧を求めない姿勢は大切だと思います。

過去問集

英検に限らず,どんな試験でもいえることですが,出題傾向を知り,時間配分を行うため,試験対策において過去問演習は欠かせません。旺文社の『2020年度版 英検1級 過去6回全問題集』を活用しましょう。音声データもスマホのアプリかダウンロードをすれば聴くことができます。

その他

読解問題用多読教材

読解問題用の問題集として旺文社から『英検1級 長文読解問題120』が出ていますが,少々古いですし,準1級のときと同様必須というほどではありません。出題形式に慣れるためには過去問に取り組めば十分だからです。それよりも,普段から『Financial Times』のような英字新聞や『TIME』・『The Economist』といった英語雑誌などを読み,環境問題・政治・経済などを含めた幅広いジャンルの文章に触れておくことが重要だと思います。

他には『速読速聴・英単語 Advanced 1100』などもおすすめです。アカデミックな話題に触れた人は,『テーマ別英単語 ACADEMIC [上級] 01 人文・社会科学編』や『テーマ別英単語 ACADEMIC [上級] 02 自然科学編』などを読むといいでしょう。

リスニング対策

リスニングについても読解や英作文同様,問題集が必須というわけではありません。日頃からPODCASTなどでBBCやCNNのニュースを聴いている人Audibleなどを活用している人であれば,過去問以外で特別に対策する必要はないでしょう。

英検対策用の問題集を使いたい,という人は『英検1級リスニング問題150』か『最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇』を用意しましょう。ただ,これに関しても旺文社のものはいかんせん古いので,あまりお勧めはできません。

英作文対策

準1級のときに述べたことの繰り返しになりますが,英検での英作文対策のために参考書を買う必要があるかというと,正直に言って私は必要はないと思っています。 英作文に関しては添削指導をしてくれる人がいない限り,独力での対策には自ずと限界があるからです。

もし仮にリーディングとリスニングのそれぞれで満点(各750点)をとれたとしても,当然ながら合格基準スコアには届きませんので,英作文対策をしなくていいということではありません。エッセイの書き方を学んだことがなく,独力(添削指導なし)で合格を目指す方は,出題形式と評価基準をおさえた上で,過去問演習をしてトータルで合格スコアを確保できるだけの英文が書ければそれで十分ということです。

それでも心配な方高得点を目指す方は『英検分野別ターゲット英検1級英作文問題』か『最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇』のいずれかを購入すればいいでしょう。語彙・読解・リスニングと違って,なぜかこちらは旺文社の方が少し新しい(1年ですから誤差の範囲内ですが)ので,好みで選べばいいと思います。形式が分かればそれで十分です。

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