受験における過去問演習の目的とは

過去問勉強法

大学入試において過去問演習は必須ですが,その目的を明確に意識したことはあるでしょうか。ただ闇雲に過去問を解きまくることが無駄とまでは言えないものの,目的意識がなければなかなか結果につながらないのが現実です。

そこで今回は過去問演習をする上で意識しておきたいことについてまとめました。

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時間配分

過去問演習をする上でまず重要なのは時間配分です。与えられた試験時間で合格点を確保するためにはどうしたらいいか,ということを常に考えながら演習に臨む必要があります。解く順番などは人によって違いますから,演習を通じて自分にとって最善の道を模索するべきです。

中には,多くの受験生にとって明らかに分量が過多で,試験時間内には到底解き切れないような問題を出す大学もあります。そういう場合は,全ての問題を解こうとせず,制限時間内合格点を確保するための戦略を練ることが必要です。自分の解くスピードを把握し,問題の取捨選択などを冷静に行いながら,現実的な対処を行わなければなりません。

なお,試験間近に時間を決めて解くときは,試験時間の8~9割の時間で解くようにしましょう。普段それくらいの時間で解く練習を積んでおくことで,試験本番の緊張状態でも慌てることなく実力を発揮できるようになります。

出題傾向

過去問をたくさん解いていると,そこにある種の意図や傾向が見えてくるはずです。同じ問題が出ることはないでしょうが,そこに含まれている意図や傾向は共通しているという場合が多くあります。

また,複数の大学の過去問に触れていると,同じ分野の問題でも大学によって問題の出し方,切り口が違うことに気が付くでしょう。そうした傾向を知っているかどうか,意識しているかどうかで準備方法が変わってきますし,試験本番でも動じることなく対処する心の余裕が生まれます。

大学が求めていることは何かを知る

言うまでもなく,大学入試において合否を決めるのは受験生ではなく大学です。自分の要求を一方的に押し付けるのではなく,相手(つまり大学側)がどんな学生を求めているのか,過去問からそれを読み取るようにしましょう。

得意分野と苦手分野の把握

過去問に接する中で,自分が志望校からどう評価されているかということが見えてきます。受験生の多くはどうしても苦手分野に目が行きがちですが,実は得意分野も教えてくれていることを見過ごさないようにしましょう。

そうした大学側からのサインを虚心坦懐に受け止め,得意分野はさらに伸ばし苦手分野は必要に応じて基礎まで遡ることで大学側が要求している水準を満たすことができるかどうか,そうした真摯な姿勢も試されているといえます。

まとめ

過去問演習とは結局のところ,相手(志望校)を知るだけでなく同時に己を知ることである,ということができるのかもしれません。 今回の記事を参考に,受験生のみなさんが明確な意識を持って過去問演習を積み重ね,見事志望校合格が果たせるよう願ってやみません。

過去問演習の開始時期については以下の記事をご覧ください。

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