【センター英語】設問別の対策方法

過去問大学入試

センター英語においては,まず時間配分が重要なのはご存知の通りですが,時間配分通りに解き進めるためには各設問に対する研究・対策を十分にしておく必要があります。
この記事では,センター英語の設問別に傾向と対策方法をまとめました。

センター英語の概要と時間配分については以下の記事をご覧ください。

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【大問1】発音・アクセント

A 発音

例年,頻出の発音問題が多数出題されます。
頭の中で音声を再生しながら,1問15秒ほどで解けるように練習しましょう。

まず発音記号を習得したうえで,日頃から単語や文章の音読練習を欠かさずに行うよう習慣づけておく必要があります。
音読する際にはつづりと発音記号の関係にも注意しながら進めるといいでしょう。

また,『Vintage』や『スクランブル英文法』,『Next Stage』などの文法・語法問題集には発音・アクセント問題も掲載されています。
直前期の対策として,どれか1冊と決めて一通りの問題を解いておくといいでしょう。

B アクセント

発音問題と同様,頻出の3音節語,4音節語には注意が必要です。
また,ミスが多いカタカナ語(カタカナで表記される和製英語)も出題されますので,日頃から違いを意識して音読する癖をつけておくといいでしょう。

【大問2】文法・語法,語句整序,応答文完成

大問2では時に細かい知識が要求されることもありますが,逆にきちんと対策をとっておけば,安定した点数を確保できる設問でもあります。
この設問での目標は「8割以上」です。

全体的に知識問題が主体となっていますので,『分からない問題はどんどん飛ばして解く』ようにしましょう。
変に考え込んでしまうとあっという間に時間が経ってしまい,その分他の問題にかける時間が減ってしまいます。
不安な個所は印だけつけておいて,見直しの時間に戻ってきて改めて考えれば大丈夫です。

A 文法・語法

主に文法項目の中でも基本的かつ重要な問題や,基本的なイディオムが出題されます。
問題集を繰り返し解き,(なぜそうなるのか理解した上で)条件反射で解けるように訓練しておきましょう。
紛らわしい選択肢もありますので,問題文の意味も素早く正確に把握しておく必要があります。

正解が1つに絞り込めないときは,必ず消去法で選択肢を1つずつ消していきましょう。
問題集を解くときに,単に正解を選ぶだけでなく,なぜほかの選択肢ではいけないのか,ということを考える癖をつけておくことが大切です。

B 語句整序

重要な文法事項をベースに,文の構造が見抜き,組み立てられるかどうかを問う問題です。
文法事項を正確に理解しておく必要があるため,苦手とする人が多い分野ですが,過去問を中心にある程度の問題数をこなすことが大切です。
慣れも必要なので,1つ1つの問題の出題意図をよく考えながら解くようにしましょう。

苦手な人がやりがちなことですが,選択肢を適当に当てはめて文章を作ろうとしても正解にたどり着けません。
問題文を読んで,まず空所にどんな英文が入るかをイメージした上で,実際に選択肢を見て解答するよう練習しておくことが大切です。
選択肢を見たときにセットになりそうな単語を見つけておくと,ケアレスミスを減らせます。

C 応答文完成

対話の応答文を,3つの語句を組み合わせて完成させる問題です。

基本的な対策方法は語句整序と同様です。
会話の流れから応答文がどんな内容になるのかイメージした上で解かないと,とんちんかんな解答を選んでしまうことになります。

【大問3】不要文選択・意見要約

特にAの不要文選択は受験生の多くが苦手と感じる部分かもしれません。

A 不要文選択

パラグラフの中で,まとまりをよくするために取り除いた方がよい文を選択する問題です。

筆者の主張(キーセンテンス)が何かを素早く的確に掴み選択肢となっている文がそれに合致しているかを判断します。
普段から長文を読むときに,段落ごとの文脈を大まかに把握し,要約する練習をしておく必要があるでしょう。

英文の基本的な構成として,以下の2つの点を意識しておくといいと思います。
① 1つのパラグラフには1つの主張(キーセンテンス)が含まれる
② パラグラフの最初と最後の文に重要なことが書かれていることが多い

B 意見要約

基本的な対策方法はAの不要文選択と同じです。
身近な話題が取り扱われることが多いので,普段からニュースを見たり,新聞記事に目を通したりしておくといいでしょう。
この種の問題は,話題についての背景知識があるだけで断然解きやすくなります。

【大問4】図表問題 (A 図表,B 広告/書類)

図や表,グラフとそれを説明する長文を読んでいく問題で,センター英語以外ではあまり見かけない形式の問題です。
他の問題集ではほとんどこの種の問題がないため,不安を覚える人も多いかもしれません。

ただ,図を説明している文章や広告の中の情報を正確に読み取っていれば,設問に答えること自体は難しくありません。
練習はセンターの過去問を中心に行い,形式に慣れておきましょう。
普段新聞などを読むときに、図やグラフが何を表しているのか読み取るよう心掛けておくといいかもしれません。

【大問5・6】長文読解問題(物語文・論説文)

【大問5】長文読解問題(物語文)

物語文では論説文と違って,筆者の主張や具体例ではなく,登場人物の心情の変化に着目して読み進める必要があります。
そのためには状況や人物関係などをイメージしながら読み進め,本文では直接述べられていない内容も把握することが大切です。
ただ,国語の現代文のように難解な内容の文章が出題されることはありません

過去問を解く際は,上記の内容に加えて,問題文で問われている箇所を的確に見つけられるよう意識して練習しましょう。

【大問6】長文読解問題(論説文)

文章量も比較的多いので,それに圧倒されてしまい,徒に時間を費やしてしまう生徒さんも少なくありません。
過去問を解くときもタイマーをセットして,15分~20分という時間内で解くよう心掛けておくとよいでしょう。

以下の4点に着目しながら練習を繰り返すとより効果的です。
① 第1段落,最終段落,問題Bを参考に,テーマ・筆者の主張を把握して読み進める。
② 筆者の主張を伝える部分と具体例が提示されている部分を見極める
③ 出題は段落順なので,該当箇所を素早く発見できるようにしておく
④ 問題文に隠されているヒント(「~段落によると」など)を利用する

リスニング

継続が命

リスニングは何より継続が重要です。
週に1回3時間やるより,毎日15分やった方が,リスニング力は確実に伸びます
隙間時間を見つけて,少しでも良いので毎日聴き続けるようにしましょう。

勉強の順序

リスニングの勉強は,次のような順序で進めましょう。
① スクリプトを見ずに聴く
② 答え合わせをした後,スクリプトを見ながら聴く
③ スクリプトを見て,音声を聴きながら音読
④ スクリプトを見ずにシャドーイング

大事なのはこれを毎回1セットで行うことです。
聴くだけで音読せずに終わると効果が半減します

慣れてきたら1.2倍~1.5倍速で

同じ音源を聴いていてほぼ完璧に聴き取れるようになったら,今度はその英文を1.2倍~1.5倍速で聴くようにしましょう。
練習の時に速い速度で聴いておくことで,実際の試験で流れる音声をゆっくりに感じることができるようになります。

過去問対策はアプリを活用

過去問演習をする際は,赤本を出版している教学社が提供している『センター赤本 リスニング』を活用しましょう。
本番同様の通し練習ができるほか,設問ごとに解くこともできます。

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