共通テスト・2次試験のための過去問演習はいつ始めるべきか

過去問勉強法

過去問演習の開始時期については学力や進捗状況などによって個人差が生じるため,絶対的な正解はありません。ここでは,多くの生徒さんを指導してきた経験から分かったこと,そして志望校に合格した生徒さんたちの多くが実際に過去問演習を始めた時期についてご紹介したいと思います。

ここに示したのはあくまでおおよその時期ですから,最終的には自分に状況に合わせてご判断いただければ幸いです。

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共通テスト

共通テストに関しては,高2の1月の同日模試受験後、教科によって過去問演習の開始時期をずらした方が良いと思われます。特に現役生の場合夏頃までは基礎が固まっていない,あるいは英・数以外の科目に手が回っていない人が多いので,あまり早くから始めても効果的ではありません。逆に早い段階で基礎が固まっている人は,数学を高3の4月くらいから始めても良いでしょう。

数学

高3の9月以降:週に1時間程度共通テスト対策の時間を作り,過去問を中心に解きましょう。この段階ではあまり時間を気にする必要はありませんし,分野別でも構いません。

高3の12月以降:過去問を使って,実際より少し厳しい時間制限(50分や55分)をつけて解く練習をしましょう。

英語

【筆記】
高3の10月~11月:週に1時間程度の時間を作って過去問を解きましょう。時間を気にする必要はありません。大問別・分野別に解いて,苦手分野を見つけては潰していくという方法も有効です。

高3の12月以降:過去問を中心に解きましょう。数学同様,厳しめの時間制限をつけて解く順番などを試行錯誤する必要があります。

【リスニング】
高3の10月以降:教学社のアプリを使い,毎日15分程度取り組みましょう。リスニングは継続が命です。

その他の科目

高3の11月までに参考書・問題集を使ったインプット・アウトプットを一通り終わらせましょう。それがきちんとできている人は高3の12月以降に過去問をやれば十分間に合います。準備が間に合わなかった人は,12月に過去問演習と並行してインプット・アウトプットをしなければいけませんので,計画的に学習を進めることが大切です。

2次試験

共通テスト同様,現役生は夏休み頃まで志望校の過去問に太刀打ちできない場合が多いと思われます。ただ,だからといって過去問に全く触れないというのも考えものです。高3の夏休み中に,試しに第一志望の大学のその年の入試問題を解いてみましょう。その出来によって自分の現在の実力と志望校との距離が測れるはずです。

高3の10月~11月:第一志望の過去問を週に1回のペースで解いていきましょう。12月は共通テストの過去問対策に時間を割かなければなりません。

共通テスト後:第一志望の過去問は最低10年分(あるいは入手できる限り),併願校の過去問は直近5年分を目安にやりましょう。時間に余裕があれば模試の過去問集などを利用しても良いかもしれません。

まとめ

以上,大学入試における過去問演習の開始時期について,書いてきました。
ざっくりとまとめると以下のようになります。

共通テスト:12月から本格的な過去問演習
※数学・英語は重要度や分量を考えると,少し早めに始めておいた方がよいでしょう。

2次試験:10月~11月,共通テスト後

受験生の方々が学習計画を策定するうえで,少しでも参考になれば何よりです。

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